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  • 令和7年11月定例会
  • 12月3日 本会議 一般質問
  • 四ツ谷 恵 議員
1 小・中学校の不登校問題について
 文部科学省の「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、全国の不登校児童生徒は過去最多で35万3,970人に上り、12年間連続の増加となった。当市でも増加傾向にあり、約230人いると聞いているが、不登校児童生徒が増えた要因には何があるのか。また、直接児童生徒に関わっている教師の勤務状況(健康問題、退職・転職)や市として行っている「不登校対策」の現状はどうか。不登校の問題を個人の問題として捉えるのではなく、教育環境、社会構造による枠組みの中にこそ問題点があるのではないかという視点に立って捉えてみる必要があると考え、以下伺う。
 (1) 不登校の現状・分析について
  ① ここ数年間の各学年の不登校児童生徒数の推移はどうか。
  ② 不登校の原因をどう捉えているか。
  ③ いじめと不登校との関連性をどのように分析しているか。
 (2) 教師の勤務実態と負担軽減策について
  ① 小・中学校の教師の残業時間のここ数年間の推移はどうか。
  ② 諸々の理由で休んでいる教師の数は、ここ数年間でどう推移しているか。
  ③ 現場の教師の要望をどのような仕組みで把握しているか。把握している内容の主な要望を併せて伺う。
  ④ 教員の多忙化を解消するために、市独自でどのような改善策を実施してきたか。
  ⑤ 教師が児童生徒と向き合う時間を確保するための改善策はあるか。
 (3) 校内教育支援センターについて
  ① 設置目的は何か。
  ② 現時点でどのくらいの児童生徒が利用しているか。
  ③ 設置後の改善効果は得られているか。
 (4) 全国的に不登校が増加する中で、校則が児童生徒を縛り、不登校の原因となっていると指摘されているが、市内の小・中学校の校則は現在どのような形で制定・改訂されているか、その仕組みを伺う。
2 学校統廃合の実態と小中一貫校について
 学校統廃合は教育資源の効率化を目的としながらも、結果として人間関係の希薄化を生み、一部では居場所のなさや適応困難を感じる児童生徒が増えているとも言われている。これから、小中一貫校を推進し統廃合する中で、統合によるメリット及びデメリットについて調査研究していると思うが、現状で判明している内容について伺う。
 (1) 北部4小学校と島田第一小学校が統合したが、統合前後の不登校児童数の推移はどうか。
 (2) 統合によるメリットは何か。デメリットは何か。
 (3) 統合の際に児童のメンタルケアをどのように実施したか。
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