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- 令和8年9月定例会
- 9月3日 本会議 一般質問
- 大石 歩真 議員
1 人口が減っても豊かに暮らせる中山間地域づくりについて
当市の中山間地域については、令和5年6月、中山間地域の振興に関する特別委員会が、中山間地域の振興施策の体制構築、島田市過疎地域持続的発展計画が旧川根町地域に対して果たしてきた役割を行政計画に引き継ぐこと、旧川根町地域とその他の中山間地域を包括的に振興する行政体制の整備などについて、市へ提言した。その後、市は令和6年9月定例会において、中山間地域の振興に関する行政計画を第3次島田市総合計画に位置づけていく考えを示している。
令和8年度からスタートした第3次島田市総合計画では、施策として「中山間地域での豊かな暮らしを応援します」を掲げ、地域と協力しながら安心して暮らし続けられる持続可能な地域をつくる方向性を示している。一方、旧川根町を対象とする過疎法の経過措置は令和8年度末で区切りを迎え、島田市過疎地域持続的発展計画も同年度末で計画期間を終える。
私は、中山間地域を、人口減少や高齢化への対応を必要とする地域としてだけ捉えるべきではないと考える。大井川の水、森林、茶畑、農林業、景観、歴史・文化、そして、地域に残る人と人とのつながりは、そこに暮らす人だけのものではなく、市全体を支え、当市の個性をつくる大切な地域資源である。人口が少なくなることと、その地域の価値が小さくなることは同じではない。
人口減少が進む中、全ての施設やサービスをこれまでと同じ形で維持することは難しい。しかし、人口が減ることと、地域の豊かさが失われることは同じではない。どこまでの暮らしを守るのか、地域が既に持つ力をどのように生かすのか、そして、その力を市全体の価値へどのようにつなげていくのか。そのための政策の物差しと戦略が必要である。
令和9年度を、単に一つの過疎計画が終了した後の年度とするのではなく、国の過疎制度を土台としてきた地域政策から、当市自身が中山間地域の未来を描き、政策として組み立てていく転換点にすべきである。以上を踏まえ、以下伺う。
(1) 中山間地域を、人口減少や高齢化などへの対応を必要とする地域としてだけではなく、当市全体を支え、その価値と個性を生み出す地域として、どのように位置づけ、どのような将来像を描いているか。また、当市が掲げる「縮充」の考え方の下、中山間地域において何を守り、何を集約・転換し、何を充実させていくのか、基本的な考えを伺う。
(2) 人口が減少しても安心して暮らし続けられる地域とするため、中山間地域における生活上の課題や、医療、買物、移動、通信、行政、防災、教育・子育て、交流など暮らしに必要なサービスの状況を、どのように把握しているか。また、今後、生活サービスの確保についてどのような考えで取り組むか。
(3) 島田市過疎地域持続的発展計画が令和8年度末で計画期間を終えることを踏まえ、同計画が担ってきた政策方針、具体的事業、成果指標、評価等の機能を、令和9年度以降どのような仕組みで継承していく考えか。また、過疎地域持続的発展基金の今後の活用及び中山間地域政策を分野横断的に進める推進体制について、市の考えを伺う。
(4) 大井川を一つの軸として、自然、森林、茶、農林業、鉄道、温泉、陶芸、アート、歴史・文化、地域の暮らしなどの資源を分野横断的に束ね、中山間地域そのものを当市の強みとして政策的・戦略的に発信し、市全体の価値向上につなげる考えはあるか。また、地域から生み出される価値を、地域の活動や新たな挑戦へ循環・還元する仕組みについて、市の考えを伺う。
当市の中山間地域については、令和5年6月、中山間地域の振興に関する特別委員会が、中山間地域の振興施策の体制構築、島田市過疎地域持続的発展計画が旧川根町地域に対して果たしてきた役割を行政計画に引き継ぐこと、旧川根町地域とその他の中山間地域を包括的に振興する行政体制の整備などについて、市へ提言した。その後、市は令和6年9月定例会において、中山間地域の振興に関する行政計画を第3次島田市総合計画に位置づけていく考えを示している。
令和8年度からスタートした第3次島田市総合計画では、施策として「中山間地域での豊かな暮らしを応援します」を掲げ、地域と協力しながら安心して暮らし続けられる持続可能な地域をつくる方向性を示している。一方、旧川根町を対象とする過疎法の経過措置は令和8年度末で区切りを迎え、島田市過疎地域持続的発展計画も同年度末で計画期間を終える。
私は、中山間地域を、人口減少や高齢化への対応を必要とする地域としてだけ捉えるべきではないと考える。大井川の水、森林、茶畑、農林業、景観、歴史・文化、そして、地域に残る人と人とのつながりは、そこに暮らす人だけのものではなく、市全体を支え、当市の個性をつくる大切な地域資源である。人口が少なくなることと、その地域の価値が小さくなることは同じではない。
人口減少が進む中、全ての施設やサービスをこれまでと同じ形で維持することは難しい。しかし、人口が減ることと、地域の豊かさが失われることは同じではない。どこまでの暮らしを守るのか、地域が既に持つ力をどのように生かすのか、そして、その力を市全体の価値へどのようにつなげていくのか。そのための政策の物差しと戦略が必要である。
令和9年度を、単に一つの過疎計画が終了した後の年度とするのではなく、国の過疎制度を土台としてきた地域政策から、当市自身が中山間地域の未来を描き、政策として組み立てていく転換点にすべきである。以上を踏まえ、以下伺う。
(1) 中山間地域を、人口減少や高齢化などへの対応を必要とする地域としてだけではなく、当市全体を支え、その価値と個性を生み出す地域として、どのように位置づけ、どのような将来像を描いているか。また、当市が掲げる「縮充」の考え方の下、中山間地域において何を守り、何を集約・転換し、何を充実させていくのか、基本的な考えを伺う。
(2) 人口が減少しても安心して暮らし続けられる地域とするため、中山間地域における生活上の課題や、医療、買物、移動、通信、行政、防災、教育・子育て、交流など暮らしに必要なサービスの状況を、どのように把握しているか。また、今後、生活サービスの確保についてどのような考えで取り組むか。
(3) 島田市過疎地域持続的発展計画が令和8年度末で計画期間を終えることを踏まえ、同計画が担ってきた政策方針、具体的事業、成果指標、評価等の機能を、令和9年度以降どのような仕組みで継承していく考えか。また、過疎地域持続的発展基金の今後の活用及び中山間地域政策を分野横断的に進める推進体制について、市の考えを伺う。
(4) 大井川を一つの軸として、自然、森林、茶、農林業、鉄道、温泉、陶芸、アート、歴史・文化、地域の暮らしなどの資源を分野横断的に束ね、中山間地域そのものを当市の強みとして政策的・戦略的に発信し、市全体の価値向上につなげる考えはあるか。また、地域から生み出される価値を、地域の活動や新たな挑戦へ循環・還元する仕組みについて、市の考えを伺う。

