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島田市議会映像配信

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  • 令和3年11月定例会
  • 12月6日 本会議 一般質問
  • 青山 真虎 議員
1.リニア工事の可否は最後は住民投票に
 現在、JR東海がリニア中央新幹線静岡工区の着工について、住民の理解を得るため、流域自治体へ説明に回っていると聞く。トンネル工事の影響で大井川の流量減少(毎秒2トン減)が心配との声が実に7割に上る当市において、仮に市長がリニア着工OKと判断した場合でも、その後の判断は、まさに市民に託されるべきものである。時の市長や議員が将来を左右する工事の可否を判断するものではなく、市長が否としているうちは任せればよいが、是と判断した場合、最後は住民投票にする必要がある。未来への責任に保険をかける意味で、以下質問する。
 (1) リニア中央新幹線静岡工区の着工に関して、最後は住民投票にする必要を感じる。たとえ法的効力がなくても、最後まで水、自然を守るという姿勢を行政として示す。そうした考えを形にするべきであるがどうか。
2.総合医療センターの医師の確保について
 直近の市民意識調査によると医療の充実を市民が重視していることがわかった(約50%)。総合医療センターの医師数と今後の方針について、以下質問する。
 (1) 市立病院を新しく建て替えたら医師が集まると市長は言っていたが、現在、その兆候は見られるか。現在の総合医療センターの医師数と、市の人口や当該病院の規模における適当な医師数は何人か。
 (2) 子供を産み、育てやすいまち島田と市長は言っていたが、総合医療センターの産婦人科が再開しておらず、市内で産める場所が1か所しかないという「産めないまち島田」が続く。同センターには助産師の免許を有している人が複数おり、現在は一般病棟の看護師として働いてはいるが、市民のニーズに即した能力の最大活用が望ましいと考える。総合医療センターの産婦人科の医師増員の目途は立っているか。また、助産師の活用、助産院の誘致を含めて、産み、育てやすい島田市を目指すべきと思うがどうか。
3.インフラ整備について
 道路や水路等の老朽化により生活に支障が出ているところはないか。事故が頻発するところ、災害時に冠水しやすい等、時代に合わせた再整備が求められている。建物も含め、インフラ整備には莫大な予算が必要であるから選択と集中により、市民の命と生活を守ることを優先した整備をしなければならないと考え、以下質問する。
 (1) 鵜網から身成間の川口発電所付近の狭小かつカーブ続きの道路では、毎年のように交通事故がある。今年9月にはヘリコプターが出動する大きな事故があり、長時間の通行止めがあった。また、11月にも事故があり、これ以上、被害者、加害者を増やさないためにも道路拡張やトンネルなどの手だてが必要と思われる。このことについて、県に道路拡張等の要望やその必要性の調査を依頼したことがあるか伺う。また、当該道路で起きた事故について、市の生活安心課は把握していなかったと聞くが、県との連携はどうなっているか。市内を走る道路であるが、県道であるので安全管理の視点は不要との考えか。
 (2) 用排水路の老朽化により、水路の下に雨水が流れて地盤沈下や空洞化が起きている地区が目立ってきた。そうした地区は市内に何件あるか。今後このような用排水路をどのように修繕していくか。
 (3) 市長は3期12年でどのような公共建築物(ハコモノ)を建てるに至るか。これまでの実績と今後かける金額、それにより増える借金は幾らか。
 (4) 今後、必要なインフラ整備で巨額の予算が必要と思われるものは何か。
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