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  • 令和5年2月定例会
  • 3月9日 本会議 一般質問
  • 曽根 達裕 議員
1.地域経済を力強くリードするまちづくりについて
 国内では依然として新型コロナウイルス感染症の影響がくすぶり続ける中、Withコロナの意識の浸透とともに、行動制限がなくなることで経済活動の正常化を背景に、緩やかに経済が回復していくと思われる。製造業では、半導体などの一部の部品に調達不足が懸念されるものの、主力の自動車産業では生産の回復が予想され、持ち直しが続くとも考えられる。また、年明けに進行した急激な円安は落ち着いているものの、原材料、エネルギー価格の高止まりから、企業活動や消費活動に悪影響を与える要素が見られ、特に物価高による消費マインドの低下が気がかりとなっている。
 こうした中、政府や自治体による旅行支援、外食支援などの補助政策による経済活動の後押しや、外国人観光客の受入れ拡大に伴うインバウンド需要の回復に大きな期待が寄せられている。市内事業者数の約99%を中小・小規模事業者が占める当市の産業構造において、現下の経済動向が経営に与える影響は計り知れないと思われる。さらに、少子高齢化をはじめ取り巻く社会構造の変化から、今後の事業継続や雇用の維持を図ることが大変厳しいものと推察する。
 令和5年度の施政方針と予算の大綱では、施策分野の3つ目として「地域経済を力強くリードするまちづくり」があり、産業、経済施策の展望について触れられている。
 これに基づき、今後どのように地域経済を活性化させ発展させていくか、以下質問する。
 (1) 「地域で働く人を増やし、地域経済を発展させる」について、市内有効求人倍率のデータをはじめ、雇用状況をどのように分析しているか伺う。
 (2) 「世界に誇れる技術を持った中小企業を育てる」について、根本にある市内中小企業者の経営状況をどのように捉えているか伺う。
 (3) 「商店街や個店を支援し、地域のにぎわいを生み出す」について、商業者の減少に伴い、空き店舗の増加や商取引の場が縮小している現状をどのように分析しているか伺う。
 (4) 「地域の特色を活かした農林業を進める」について、高齢化や担い手不足が課題となっている農業において、その対策としてどのような施策に取り組むか伺う。
 (5) 「地域の魅力を活かした観光振興を図る」について、島田市観光戦略プランの取組状況を伺うとともに、今後どのような施策を考えているか伺う。
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