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- 令和5年6月定例会
- 6月13日 本会議 一般質問
- 桜井 洋子 議員
1.国民健康保険について
2018年から、国民健康保険の財政運営が、市町村と都道府県の共同運営に切り替わり、静岡県国民健康保険運営方針の下進められてきた。この間、当市の国民健康保険税の徴収は、基礎課税の賦課方式が所得割、均等割、平等割の3方式になり、所得割率の引上げが行われてきた。加入世帯の暮らしや営業が大変な中、高すぎる国民健康保険税に悲鳴が上がっている。引下げを求め以下伺う。
(1) 静岡県から、市町の標準保険料が示される中、市は独自の保険料率で国保税を徴収し、県に事業費納付金を納めている。今後、県内統一保険料にしていく方向なのか。
(2) 高すぎる国保税の引下げについて
① 国は就学前の子どもの均等割を2分の1とする軽減策を実施してきているが、市独自で18歳まで対象年齢を引き上げる施策を実施し、子育て世帯の軽減を図るべきと考えるがどうか。
② 引下げの財源として、国民健康保険事業基金の活用や一般会計からの繰入れで引き下げるべきと考えるがどうか。
(3) 厚生労働省は、2024年秋に、現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化させるとしている。マイナンバーカードの取得・利用を強要することは許されるものではない。マイナ保険証の取得が困難な人の国民健康保険証はどうなるのか。無保険者が出ることがあってはならないが、その対策はどうか。
2.リニア中央新幹線静岡県工事について
リニア中央新幹線のトンネル工事は、自然破壊、大井川の流量減少、残土処理など、多くの問題が山積している。市長は「大井川の水を一滴たりとも無駄にできない」として、命の水を守る取組に流域市町の中心となって行動しているが、以下の点について、市長の見解を伺う。
(1) 南アルプスの上流部には、数々の断層及び破砕帯が分布している。そこに、水平ボーリング穴やトンネル穴をあければ、太古からの大量の水を含む破砕帯から、大量の水が抜け出してしまい、動植物を含む南アルプスの自然にとって、大打撃となる。自然を守るという観点から、どう考えているか。
(2) 大井川上流部の堆砂が急速に進んでいる。ダムによる治水も困難な状況である。こうした中、リニア中央新幹線静岡県工事に伴う残土・盛土が土石流などの自然災害を引き起こす可能性が危惧される。どう考えているか。
(3) 長島ダムの堆砂が予定よりずっと進んでいる。また、渇水期に長島ダムへの流入量が、2トンを下回る日が何日も続いたことが明らかになっている。リニア工事で、上流からの水供給が減れば、さらにひっ迫した状況になる。このことをどう考えているか。
(4) 高速長尺先進ボーリングが山梨県境東側で行われたが、調査の基本であるコアボーリングは行われず、かなりの量の湧水があったにもかかわらず、いまだにコアボーリングは行われていない。水平方向のボーリングで、コアをとることは難しいわけではなく、実際にJR東海は大井川の本流である東俣川直下を斜めにボーリングを行い、コアを採取している。より大きな直径の初期ボーリング穴をあけ、コアを取り出し、再びボーリングを進めるという手間とコストを掛けたくないというだけの話だ。これをどう考えているか。
(5) 山梨県境の東側300メートル前後にある破砕帯について、静岡県の専門家会議において委員の丸井氏は、トンネル湧水が、圧力が高い側から(下側からも)噴出すること、地下でつながっている静岡県側の破砕帯群の水が、山梨県側に流れ出してしまう可能性があることを指摘した。この危険性についてどう考えているか。
2018年から、国民健康保険の財政運営が、市町村と都道府県の共同運営に切り替わり、静岡県国民健康保険運営方針の下進められてきた。この間、当市の国民健康保険税の徴収は、基礎課税の賦課方式が所得割、均等割、平等割の3方式になり、所得割率の引上げが行われてきた。加入世帯の暮らしや営業が大変な中、高すぎる国民健康保険税に悲鳴が上がっている。引下げを求め以下伺う。
(1) 静岡県から、市町の標準保険料が示される中、市は独自の保険料率で国保税を徴収し、県に事業費納付金を納めている。今後、県内統一保険料にしていく方向なのか。
(2) 高すぎる国保税の引下げについて
① 国は就学前の子どもの均等割を2分の1とする軽減策を実施してきているが、市独自で18歳まで対象年齢を引き上げる施策を実施し、子育て世帯の軽減を図るべきと考えるがどうか。
② 引下げの財源として、国民健康保険事業基金の活用や一般会計からの繰入れで引き下げるべきと考えるがどうか。
(3) 厚生労働省は、2024年秋に、現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化させるとしている。マイナンバーカードの取得・利用を強要することは許されるものではない。マイナ保険証の取得が困難な人の国民健康保険証はどうなるのか。無保険者が出ることがあってはならないが、その対策はどうか。
2.リニア中央新幹線静岡県工事について
リニア中央新幹線のトンネル工事は、自然破壊、大井川の流量減少、残土処理など、多くの問題が山積している。市長は「大井川の水を一滴たりとも無駄にできない」として、命の水を守る取組に流域市町の中心となって行動しているが、以下の点について、市長の見解を伺う。
(1) 南アルプスの上流部には、数々の断層及び破砕帯が分布している。そこに、水平ボーリング穴やトンネル穴をあければ、太古からの大量の水を含む破砕帯から、大量の水が抜け出してしまい、動植物を含む南アルプスの自然にとって、大打撃となる。自然を守るという観点から、どう考えているか。
(2) 大井川上流部の堆砂が急速に進んでいる。ダムによる治水も困難な状況である。こうした中、リニア中央新幹線静岡県工事に伴う残土・盛土が土石流などの自然災害を引き起こす可能性が危惧される。どう考えているか。
(3) 長島ダムの堆砂が予定よりずっと進んでいる。また、渇水期に長島ダムへの流入量が、2トンを下回る日が何日も続いたことが明らかになっている。リニア工事で、上流からの水供給が減れば、さらにひっ迫した状況になる。このことをどう考えているか。
(4) 高速長尺先進ボーリングが山梨県境東側で行われたが、調査の基本であるコアボーリングは行われず、かなりの量の湧水があったにもかかわらず、いまだにコアボーリングは行われていない。水平方向のボーリングで、コアをとることは難しいわけではなく、実際にJR東海は大井川の本流である東俣川直下を斜めにボーリングを行い、コアを採取している。より大きな直径の初期ボーリング穴をあけ、コアを取り出し、再びボーリングを進めるという手間とコストを掛けたくないというだけの話だ。これをどう考えているか。
(5) 山梨県境の東側300メートル前後にある破砕帯について、静岡県の専門家会議において委員の丸井氏は、トンネル湧水が、圧力が高い側から(下側からも)噴出すること、地下でつながっている静岡県側の破砕帯群の水が、山梨県側に流れ出してしまう可能性があることを指摘した。この危険性についてどう考えているか。
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