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- 令和6年6月定例会
- 6月17日 本会議 一般質問
- 桜井 洋子 議員
1 保育園の待機児童対策について
近年、保育園の待機児童ゼロ宣言をしてきた島田市だが、本年4月1日現在で待機児童が出ている。健やかな子供の成長発達を保障する保育園への入所は、働く保護者の願いである。待機児童対策と保育の充実を求め、以下伺う。
(1) 令和6年4月1日現在、市内保育園(保育所、認定こども園、地域型保育所を含む。)の入所状況はどうか。
(2) 待機児童数の地区別、年齢別の状況はどうか。
(3) 待機児童が出ている理由は何か。
(4) 待機児童対策として、今後の保育園の整備計画はどうか。
(5) 保育現場では、保育士確保に苦慮していると聞く。市の対策はどうか。
(6) 国は、保育園に通っていない0歳から2歳までの子どもを対象に、1人当たり「月10時間以上」を対象とする「こども誰でも通園制度」の実施を市町村に求めていく方針だ。島田市はこの制度導入を進めていく考えはあるか。
2 リニア中央新幹線工事について
岐阜県瑞浪市では、リニア掘削工事が原因とみられる井戸水やため池の水位低下が確認された。また、JR東海は、今年2月に水位低下発覚後も3か月間工事を続け、岐阜県に報告していなかった。このようなことがあってはならない。静岡県でのリニア中央新幹線工事について、以下伺う。
(1) 市長は、リニア中央新幹線工事は、基本的に反対はしていないと表明しているがその理由は何か。
(2) 岐阜県瑞浪市でリニア掘削工事による水位低下が起こり、農業や飲み水など市民生活に大きな影響を与えた。この事態に対しての市長の見解を求める。
(3) 市長は、静岡県のリニアに関する専門部会は、一旦解散するかメンバーを入れ替えるべきと発言をしている。それは科学的・工学的にリニア中央新幹線工事と水や自然への影響を分析してきた静岡県の立場を否定し、リニア推進の学者たちで専門部会を構成せよというメッセージにも受け取れる。「大井川の水を1滴たりとも減らすことはあってはならない」という市長の立場とは異なると考えるがどうか。
(4) JR東海は、「山梨県での掘削工事を再開するとともに、静岡県境に入っても高速長尺先進ボーリングを継続したい」と表明した。高速長尺先進ボーリングは、コアを採取するボーリングではなく、水平ボーリングであり、大量の水が流出してしまう工法だ。このことは、JR東海自身も認めている。ましてや南アルプスは鉛直方向にたくさんの断層・破砕帯が発達している。ここに水平ボーリングをすれば、直ちに高圧大量湧水が発生することは目に見えている。今回の瑞浪市の例でも明らかなように、水位が低下してからでは取り返しがつかない。まずは、水の流失のない鉛直ボーリングで事前調査をしっかりすべきである。高速長尺先進ボーリングの開始は慎重であるべきと考えるがどうか。
近年、保育園の待機児童ゼロ宣言をしてきた島田市だが、本年4月1日現在で待機児童が出ている。健やかな子供の成長発達を保障する保育園への入所は、働く保護者の願いである。待機児童対策と保育の充実を求め、以下伺う。
(1) 令和6年4月1日現在、市内保育園(保育所、認定こども園、地域型保育所を含む。)の入所状況はどうか。
(2) 待機児童数の地区別、年齢別の状況はどうか。
(3) 待機児童が出ている理由は何か。
(4) 待機児童対策として、今後の保育園の整備計画はどうか。
(5) 保育現場では、保育士確保に苦慮していると聞く。市の対策はどうか。
(6) 国は、保育園に通っていない0歳から2歳までの子どもを対象に、1人当たり「月10時間以上」を対象とする「こども誰でも通園制度」の実施を市町村に求めていく方針だ。島田市はこの制度導入を進めていく考えはあるか。
2 リニア中央新幹線工事について
岐阜県瑞浪市では、リニア掘削工事が原因とみられる井戸水やため池の水位低下が確認された。また、JR東海は、今年2月に水位低下発覚後も3か月間工事を続け、岐阜県に報告していなかった。このようなことがあってはならない。静岡県でのリニア中央新幹線工事について、以下伺う。
(1) 市長は、リニア中央新幹線工事は、基本的に反対はしていないと表明しているがその理由は何か。
(2) 岐阜県瑞浪市でリニア掘削工事による水位低下が起こり、農業や飲み水など市民生活に大きな影響を与えた。この事態に対しての市長の見解を求める。
(3) 市長は、静岡県のリニアに関する専門部会は、一旦解散するかメンバーを入れ替えるべきと発言をしている。それは科学的・工学的にリニア中央新幹線工事と水や自然への影響を分析してきた静岡県の立場を否定し、リニア推進の学者たちで専門部会を構成せよというメッセージにも受け取れる。「大井川の水を1滴たりとも減らすことはあってはならない」という市長の立場とは異なると考えるがどうか。
(4) JR東海は、「山梨県での掘削工事を再開するとともに、静岡県境に入っても高速長尺先進ボーリングを継続したい」と表明した。高速長尺先進ボーリングは、コアを採取するボーリングではなく、水平ボーリングであり、大量の水が流出してしまう工法だ。このことは、JR東海自身も認めている。ましてや南アルプスは鉛直方向にたくさんの断層・破砕帯が発達している。ここに水平ボーリングをすれば、直ちに高圧大量湧水が発生することは目に見えている。今回の瑞浪市の例でも明らかなように、水位が低下してからでは取り返しがつかない。まずは、水の流失のない鉛直ボーリングで事前調査をしっかりすべきである。高速長尺先進ボーリングの開始は慎重であるべきと考えるがどうか。
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