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  • 令和6年11月定例会
  • 12月2日 本会議 一般質問
  • 曽根 達裕 議員
1 染谷市政3期目の総括と第3次島田市総合計画の策定に当たっての基本的な考え方について
 本年度は染谷市政がスタートして3期12年の最終年度となる。市長は、平成25年の就任当初の所信表明で、市政運営にあたり4つの基本姿勢を表明した。1つ目は「公平、公正で、市民の声が届く市政の実現」、2つ目は市政に透明性を確保するための「情報開示」、3つ目は「広域行政の必要性」(行政区域を超えた広域連携の推進)、4つ目は「財政の健全化」である。市長が、この4つの基本姿勢を行政理念として、12年間、強い志を持ち、自らのリーダーシップにより、多様化・複合化する行政課題に対してバランスのとれた市政運営を行ってきたことは、私だけでなく多くの市民の皆さんが実感していると思う。この基本姿勢に基づき、着実かつ継続的に様々な取組を推進し、2期目には中核医療の拠点となる島田市立総合医療センターの開院、また、少子化が進む中、「子育て応援都市 島田」として、子育て・教育施策には特に力を入れ、「島田市版ネウボラ」を開始した。特に「島田市版ネウボラ」は全国に先駆けた施策であり、多方面から注目される島田市となっている。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策にも尽力され、今日では、コロナ禍前の日常が戻ってきた。3期目への選挙公報では、「コロナに リニアに 経済対策 命を守る 未来をひらく」として、主には、「新型コロナウイルス感染拡大防止」、「リニア工事に伴う大井川の流量減少問題からかけがえのない「命の水」を守る」、「新生「島田市立総合医療センター」の更なる医師の確保と医療体制の充実を図る」、「子育て支援、健康寿命の延伸」、「農林業の担い手確保、農地の基盤整備推進」、「市役所本庁舎の建て替え」など3分野24項目を挙げ、現在3期目の市政運営を進めている。この内容を基に、染谷市政3期目の総括と第3次島田市総合計画の策定に当たっての基本的な考え方について、以下質問する。
 (1) 染谷市政3期目の総括について
  ① 島田市立総合医療センターや市役所新庁舎の建設、島田第四小学校及び島田第一小学校の教育施設の改築、旧金谷庁舎跡地における金谷地区生活交流拠点の整備など大規模事業を進めてきた中で、市の財政を健全に運営するための取組について伺う。
  ② 市長は3期目の当初、「この4年間は島田市が持続可能で豊かさを実感できる都市として生き抜く、本当の意味での第一歩を踏み出せるかどうかの4年間になる」として、3つの施策の展開に取り組んだ。
   ア デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進による市民生活の利便性の向上を図ることであったが、その取組状況と成果を伺う。
   イ 新型コロナウイルス感染症と共存する世の中で、落ち込んだ市内経済の回復を図ることを目的として実施した施策の取組状況と成果を伺う。
   ウ 島田市立総合医療センター、市役所庁舎、島田第一小学校などを整備する一方で、旧金谷中学校跡地の利活用、新東名島田金谷インターチェンジ周辺における企業誘致等、市長が具体的にアクションを起こした事業にもまだ道半ばのものがあると思うが、これまでの成果と今後の取組を伺う。
  ③ 人口減少に起因する緩やかな下降線を予想させる社会経済情勢にあっても、市民の幸福度を上げていくため、第2次総合計画で打ち出した「量から質への転換を図ってまいります」とあるが、高齢者対策と少子化対策における取組内容と成果を伺う。
  ④ 市長はこれまでも、経済対策の必要性に触れている。活力ある島田市にするためには産業の活性化を推進する必要があり、農業・工業・商業政策のいずれも魅力的なまちづくりには必要で重点施策としているが、その取組内容と成果について伺う。
 (2) 第3次島田市総合計画の策定に当たっての基本的な考え方について
   島田市では、現在の第2次島田市総合計画後期基本計画が3年目を迎え、第3次島田市総合計画の策定に向けた作業を本年9月より行っている。国道1号島田金谷バイパス4車線化に伴う周辺道路インフラの充実や、新東名島田金谷インターチェンジ周辺の土地利用、また、中心市街地の活性化など、今後も将来像「笑顔あふれる 安心のまち 島田」の実現に向け、様々な取組を推し進めていかなければならない。人口減少、少子高齢化時代に対する施策も、長期的な展望を持って「持続可能で活性化したまちづくり」に向けた計画を策定してほしいと思うが、第3次島田市総合計画策定の基本的な考え方、また、重視する視点について伺う。
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