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  • 令和7年11月定例会
  • 12月1日 本会議 一般質問
  • 青山 真虎 議員
1 台風第15号から今後の水害対策を考える
 災害対策は行政がやるべき一丁目一番地であり、全ての政策において、市民への心積もりが一番に露見する分野である。第3次島田市総合計画の素案では、これまでの災害対応について市民満足度は56%で、8年後の目標を58%と掲載しているが、こと災害対策については市民満足度90%以上を目標に掲げるべきと考える。そのような思いから、以下質問する。
 (1) 過去、向谷の水門を台風の前に閉めることで旧島田地区ではそこまで大きな浸水被害はなかったが、今年9月5日の台風第15号では水門を閉めたにもかかわらず広範囲で水害が起きた。水門を閉めた時間は何時何分で、影響はどうだったか。旧島田の全ての水路の1時間当たりの耐用水量/(1h)はどうなっているか。今回水害のあった島田、金谷、初倉の地図(ゼンリン&水路)に、水路の耐用水量を重ねて示したもの、また今回、浸水被害の発生したところと3部を重ねてみることで課題の水路が浮かび上がってこないか。ハザードマップなど含め様々な分析から水路の規格(サイズ)を変えていく必要はないか伺う。
 (2) 台風がくるたび何度も水に浸かっている地区。天王町、南原、阪本などであるが、少しの投資では毎年発生している線状降水帯に耐えられない。大雨のたび眠れない市民は多数いて、とても安全・安心な生活とは言えず、今後の工事の行方を住民に説明するなどした不安解消の取組も必要。しっかり投資をするか、改善できないのであればそれを認めて移転費用の補助等も考えておくべきと考えるがどうか。
 (3) 車両の水没は市内で何台か。保健福祉センターはなみずきに勤務する職員等の車両が水没したが修理費は全体で幾らか。市として補償するか。また市立総合医療センター付近も冠水したと聞くが、台風第15号以上の降雨時に災害拠点病院として機能は果たせるか。
 (4) 前危機管理部長が3月で退職され、新たな危機管理部長が来られたが、3年契約で任用されて僅か4か月の7月31日で退職してしまった。その後、台風がきた。辞められた理由はなにか。
 (5) 危機管理課の職員については、対策を継続して取り組むべきことから、数年で移動させず一部の職員だけでも専門性を高める必要を感じるがどうか。
 (6) 災害時と、災害後の被害状況の現地での戸別訪問等による確認をと提案してきたが、今回の被害状況はどのように調査したか。被害を受けた方々にどのような声をかけたか。床下浸水以上の被害で罹災証明書の発行の漏れは何件ぐらいと予測しているか。その漏れについてどのような認識か。
 (7) 今後の災害後の生活再建について、市役所での罹災証明書発行、上下水道料金の減免、保育料の減免、災害廃棄物の回収、生活再建支援金を迅速履行できるよう準備を進めておくべきと考えるがどうか。
 (8) 第3次島田市総合計画の災害対策について、木造住宅耐震化を進めるとあるが、既に市内の耐震化率は94%(残り6%×4万世帯=単純計算で未耐震化2,400棟)であるにも関わらず、県の東南海地震の予測では揺れによる全壊7,500棟の予想がなされており約5,000棟の矛盾がある。2000年版の新耐震基準への補助の準備を進めているか伺う。また、8年後の目標、市民満足度58%であるが、なぜ目標を100%にしないか理由を伺う。
2 リニア大井川水問題
 前回の定例会から数か月、将来に影響することで何か動きはあったか。
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