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1 これからの姉妹都市・友好都市交流について
現在、島田市の姉妹都市として、国内は富山県氷見市、国外には米国リッチモンド市、スイスブリエンツ町があり、友好都市として中国浙江省湖州市がある。それぞれの都市と交流を重ねてきており、特に学生などの交流は国際感覚を養うためには有意義な活動であると考える。さらにグローバルな社会になっていく中で、相互により発展的な交流ができないかとの思いから、以下質問する。
(1) この8月に染谷市長はブリエンツ町を訪問したと聞く。同町は市長出発前に土砂崩れの災害に見舞われ、訪問団の受入れも容易ではなかったと推測する。実際の災害の様子と島田市からの支援は何かあったのか伺う。
(2) リッチモンド市とは学生の相互の受入れなど長く交流が図られてきた。その中での課題や今後の計画などは何かあるか伺う。
(3) 氷見市との交流では、コロナ禍を除き継続的にそれぞれのスポーツ少年団事務局が中心となって行われてきた。氷見市の少年団が7月に島田市を訪問した際に、氷見市における少年団数の減少から、少年団単位の交流の継続が難しいと聞いた。今後、どのような交流を図るか氷見市と話をしているか。
2 南海トラフ地震臨時情報について
今年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、この地震に起因する臨時情報が初めて発せられた。そして8月15日には政府が「特別な注意の呼びかけ」を終了した。何事もなく終了したことは良かったが、私としては、よくぞ発してくれたと評価している。地震予知は困難と言われる中で、可能性が高まった場合の情報は、防災・減災を考えるとき、たいへん重要な情報と考え、以下質問する。
(1) この臨時情報が発出されてからの市の対応はどのように行ったか。
(2) 注意の呼びかけが終了した後、市の対応、各防災組織での対応、避難所の準備の対応など、事態の検証は行ったか。また、それからどんな課題が見えたか。 |
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1 島田市の人口減の対策について
令和6年5月23日の新聞紙上で静岡県の人口増減の記事が掲載された。この記事によれば、島田市は、前月比人口が127人減少で県内最下位となっている。一時的な数値だとは思うが看過している場合ではない。コロナもほぼ明け経済も回復しつつあると言われている中で、島田市ではこれまで移住・定住の施策も続けてきた。以上のことから島田市としてこの減少についてどのように考えているか、以下質問する。
(1) 127人のうち、自然動態、社会動態の割合はどうか。
(2) 近隣市町との比較についてどう分析しているか。
(3) 今後の対策について何か考えていることはあるか。
2 スポーツ・文化合宿補助金制度について
島田市ではスポーツ・文化合宿補助金制度を10年以上続けてきている。近隣市町でも最近はこの制度を行ってきていると聞く。海外からのスポーツ交流の例を除き、この制度が本当に市民のためになっているか改めて考えてみたい。以下質問する。
(1) この制度の目的は何か。
(2) 昨年度の利用団体数は何団体か。また、補助金額の合計はいくらか。
(3) 市内の方が活動するにあたり、何か問題になった事例はあるか。
(4) 島田市民へのスポーツ的・文化的効果はどのようなものがあったのか。
(5) この事業を中学校部活動の地域移行と関連付けて実施することは考えないか。
3 ふるさと寄附金の活用について
ふるさと寄附金制度については、組織も改め、これから拡大させていこうという島田市の姿勢は期待するところである。寄附額が増えることを期待しての話となるが、この寄附金の活用についてこれまであまり議論されてこなかったように思う。そこで寄附金の活用に視点を当て、以下質問する。
(1) 島田市ふるさと納税特設サイトには活かしてほしい事業の選択があるが、昨年度の実績において、サイトに示されているそれぞれの活用先の割合はどのようになっているか。
(2) 今後、選択肢を加えるもの又は外すものを検討するか。
(3) 最も力点を置きたい事業はあるのか、あればそれは何か。 |
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1 能登半島地震から学べるもの
本年1月1日に発生した能登半島地震では、いまだ避難生活を強いられている方も多く、ライフラインの復旧を加速させ、早く元に近い生活が維持できるよう望まれているところである。各地で起こる地震に同じものはないが、過去の地震から多くを学び、将来の対策に役立てる必要がある。これを踏まえ以下質問する。
(1) 今回の地震災害では、どのようなことが困ったと聞いているか。
(2) 能登半島地震と同様の災害が島田市で発生した場合、どのような状況が想定されるか。
(3) 今まで想定していたことを超える想定外であった事項は何かあったか。
(4) 島田市の地震災害対策に見直しや追加する点は何かあるか。
2 中学校部活動の今後の計画について
中学校部活動については令和4年9月定例会で私が、令和5年9月定例会では同僚議員が一般質問をされた。この1年間で文部科学省からの通達内容が変わり、実施目標が令和7年度から令和9年度に変わった。文部科学省もどのように進めていけばよいか迷っているようにも思われる。立案する側の国と地方の現場の状況があまりに違うからではないだろうか。働き方改革で教員の負担をなくすことが先行し、実際その時に就学している中学生が十分な部活動ができているのだろうかと疑問を持つ。国の情報を待つのではなく、将来は地域移行することが決まっているため、島田市として先行してでも計画を立て組織を作って具体的にすすめて行くべきと考え、以下質問する。
(1) 私が質問した令和4年度は何を行ったか。
(2) 令和5年度は何を行ったか。
(3) 同僚議員が質問を行った令和5年9月の時点では、新規にせよ既存にせよ、どの組織がこれを取りまとめていくのか未整備であったが、現在はそれが決まったか。
(4) 最も高いハードルになっているのはどのようなことか。
(5) それを解決するには早急に何をする予定か。
(6) 最終年度を令和9年度としても、6年度は何を、7年度は何を、8年度は何をして、最終年度に仕上げる計画か。 |
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- 令和5年11月定例会
- 12月4日
- 本会議 一般質問
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1.諏訪原城跡の今後の整備と観光面での取組について
諏訪原城は地元住民には広く知られてはいるが、全国的にはまだまだ知名度は低いと私は感じている。戦いを前提とした山城で、その道の研究者、城跡愛好者等にはそれなりに親しまれている程度で終わってしまっていると思う。島田市が歴史的文化財として保全、管理しながら、観光面でも活用し集客しようとするならば、さらなる工夫と取組が必要と考え、以下質問する。
(1) これまでの諏訪原城跡の整備と観光面での取組について伺う。
(2) 今後の諏訪原城跡の整備についてどのように進める計画か。
(3) 今後の観光面での取組、企画などは何かあるか。
(4) 諏訪原城跡を保存管理する博物館課の文化財担当が、教育部から観光文化部に移行し、しばらくの時間が経過した。この時間の中で、何か問題点が生じていないか心配であるがどうか。
(5) 諏訪原城という地域ブランドを多くの方に周知してもらい、さらにこれを観光に生かしていくとしたらどのようなことが大切と考えるか。
2.今春配布されたハザードマップの利用について
島田市洪水・土砂災害ハザードマップ保存版が2023年3月に発行され、全戸に配布された。近年は異常気象だと言われる中でこのマップが十分に活用され、災害を最小限に抑える重要な情報になる。そこで、この情報を市民に十分活用してもらうため、以下質問する。
(1) このハザードマップを全戸に配布した際、住民にどのように活用するよう説明したか。
(2) 以前のハザードマップに比べ、どのような点がよくなったか。また分かりにくくなった点があればどのような点か伺う。
(3) 今年も山間部では土砂崩れなどが発生した。その現場はこのハザードマップと照合し一致していたか。
(4) 今回のハザードマップを今後改良、改善するとしたらどのような点が挙げられるか。 |
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1.島田市のこれからの農林業を考える
島田市はシティプロモーションとして島田市緑茶化計画と称し事業を進めてきた。確かに私たちは幼いころからお茶産業に支えられて自治体を運営してきた。しかし、現在はどうだろうかと考える。お茶産業を否定しているわけではないが、お茶お茶と言っていた時代は去り、林業も田畑も含めた島田市の農林業の今後の在り方を考え直す時期に来ていると私は考える。実際、島田市の農林業の従事者はまだまだ多く、多くの問題を抱えていると聞く。今回はいくつかの問題点を挙げ、その対策の中身を確認しながら、今後の対応施策について考えてみたく、以下質問をする。
(1) 耕作放棄された茶畑、田畑を含めた未耕作地全体の面積を近年の推移を含めどのように把握しているか。
(2) 8月17日の静岡新聞で、県産一番茶の茶葉生産量が過去最低を更新したと報道された。承知のことと思うが、要因は何と考えているか。
(3) (2)の対応について市としてどのようにするか。また、農業委員会としてどのように対応してきて、どのように解決しようと考えているか。
(4) 耕作放棄地の固定資産税の税率変更は今後もないか。
(5) 防霜ファンの負担金について問題は出ていないか。
(6) 田畑については青地が多く耕作放棄地になっているところが目立つ。土地基盤整備してから既に三、四十年たっているにもかかわらず、見直しはしないのか。
(7) 森林については、全国市長会及び全国町村会から森林環境譲与税の配分見直しの要望が出されたとの報道があった。これを受け国からの動きはあるか。また、市としてこの税の新たな活用施策はあるか。
(8) 今議会の補正予算に出されたみどりの食料システム戦略推進事業について、島田市としてどのように理解し、この事業の狙いにのっとり地元の農林業をどのようにしていく計画か。また、その上で島田市の問題は解決するか。
(9) 農林水産省が進めている産地パワーアップ事業はどのような内容のもので、どのように地域の農林業者に周知したのか。島田市でこの事業を行う予定のある団体・個人はいるのか。
(10) 島田市の農林業施策は今のままで良いと考えているのか。良いなら良いと答えていただきたい。駄目なら何が駄目でこれからどうするのか答えていただきたい。 |
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1.過去の質問の総括と島田市政の進め方への心配事について
昨年度、今年度と様々な視点から、提案を含め質問を行ってきた。令和4年9月定例会の一般質問では、中学校部活動の地域移行について質問した。休日の部活動について地域移行を開始していくという文部科学省のガイドラインに沿って準備してきたと考える。また、令和4年11月定例会では、金谷地区のPFI事業に関して質問した。要求水準仕様書に基づき金谷PFIパートナーズ株式会社と15年間、総額約23億円の契約をしたが、指定管理に関わる15年間もの長きにわたる契約は、世の中の多様な変化を考えると心配が絶えないところである。しかし、市長の答弁では、何が何でも進める旨の答弁があった。
今回は、この過去の質問2件について、その総括を含め、その後の取組についての進捗状況の確認のため、以下質問する。
(1) 中学校部活地域移行のその後について
① ガイドラインの見直しが令和4年12月に行われたと聞く。その内容はどのようなものか。
② 前々回の私の質問から当市として何を行い、決定をしたか。
③ 令和5年度、国では28億円の予算を計上したと聞く。その一部は当市にも配分があると思うが、当市では何に使う予定か。
④ 部活というとスポーツ部のみと捉えられがちであるが、文化部についても、スポーツ部と同様に取り組むことも必要である。当市ではどのような取組をしてきたか。また、その結果はどのようになったか。
⑤ スポーツの活動については、島田市スポーツ協会の協力も必要である。協会とはどのような話合いを行い、どのような結論を出しているか。また、これのための新年度予算をつける予定か。
⑥ 指導員は有償で行うことが基本である。地域移行により指導に当たる人たちが公務員であったとすれば、副業として従事することになるが、勤務規定に抵触する危険もある。令和5年4月からスタートするが、どのように処理するか決まっているか。
(2) 金谷地区PFI事業について
① 契約時の仕様内容は15年間守ることができるか。
② 契約金額は仕様内容が変わらなければ、世の中の変貌があっても金額は変わらないか。
③ 金谷公民館は基本的に公民館として15年間運営すると担当部長から聞いている。仮に他の公民館を市民センター化したとき、金谷公民館だけは契約内容に基づき公民館のまま運営し、15年後にセンター化に移行すると考えてよいか。また、万が一途中でセンター化することになったとき、契約金額はそのままであるという解釈でよいか。
④ 万が一、事業が途中で頓挫したときは誰が責任を負うか。
2.時代に合った農業施策について
令和5年度の当初予算が示された。予算のポイントと称し、政策分野の3つ目の経済・産業では「地域経済を力強くリードするまちづくり」という表現で幾つかの予算が示された。シティプロモーションとして、当市は島田市緑茶化計画という旗印を掲げ、お茶のまちであるというイメージを内外に発信してきた。この一方で、茶産業の実状はどうか。茶価の低迷、従事者の高齢化、飲料志向の多様化などで一部のお茶の流通業者を除いては茶農家の見通しは立たない。台地の上では茶栽培、低地では主に水田として農地は使われてきた。方向転換する時が来ているのではないかと考え、以下質問する。
(1) 現状の発展、工夫がないままの農業施策で良いと考えているか。
(2) 予算には表れていないが、秘策があるのではないかと期待する。秘策は何かあるか。
(3) 土地利用等について、いわゆる青地の見直しを早急に進める考えはないか。
(4) 青地のままで利用するならば、耕作放棄地が進む現状にどのような施策を打ってきたか。また、どのように改善しようとしているか。
(5) 金谷地区における低地の水田では冬季に葉物野菜を栽培するようになってきた。しかし、元々水田用に計画した農業用水のために、冬季に葉物野菜が必要とする水が用水から得られず成育が進まないなどを理由に、ビジネスチャンスを逃している現状があることについて、どのように考えているか。
3.市役所の組織の連携と人事について
最近の当市におけるプロジェクトについて、関係する部課が複数あって計画の進行やトラブル解決がうまく進まないことが散見される。このほかに、職員の定年延長のプランが先般示された。これからの行政運営のために必要な人材確保について、以下質問する。
(1) 組織の連携をもってプロジェクトを進めているのであろうかと疑問を持つ。例えばPFI事業では、資産活用課が主導し社会教育課が所管する公民館ソフト事業についてしっかり理解しないで進めたことが問題の起因と考える。ほかにも、今回の厚生教育常任委員会で議論が交わされた放課後児童クラブの定員オーバーの問題は、担当する子育て応援課だけの問題ではなく、学校教育課でも予想はできたと思われ、人口動態を見る市民課でも数の推量はできたであろうと考える。困るのは市民である。こうしたとき、市ではどこが、あるいは、誰が話をまとめ対処の方針を決定するか。
(2) 定年延長は時流からいって自然なことであるかもしれない。特に、技術者の職員が退職してしまうと運営ができなくなることを危惧する。インフラ整備や運用について、技術者は不可欠で、土木、上下水道、温泉事業、DX事業などに必要と考える。こういった技術職の採用について、市はどのように進めてきたか。また、現在、不十分と思われる部門があれば、それは何でどのように対処する予定か。 |
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- 令和4年11月定例会
- 12月5日
- 本会議 一般質問
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1.災害対策におけるし尿処理について
台風15号の襲来で当市でも被害が発生し、毎年のように風水害の心配するのが当たり前になってきている。また、地震の危険も常にあり、災害を自分のこととして準備しておかなくてはならない。
今回は、災害時のし尿処理について、どのような準備をしているか、以下質問する。
(1)避難所等には簡易トイレなどが設置され使用方法などの説明が防災訓練で行われるが、その使用後の便袋の処理はどのようにするか。
(2)一般家庭のトイレが使用できなくなった際、避難所や市内における公園などには仮設トイレが設置されるが、これらは誰が管理するように指示しているか。
(3)水害で土砂が混入して使用不可となった浄化槽は、どのように復旧するよう指示しているか。
2.金谷地区生活交流拠点整備運営事業のこれからの運営について
金谷地区生活交流拠点整備運営事業については9月定例会でも質問があった。その後の事業の推移について確認したいため、以下質問する。
(1)9月から12月までの間に事業はどのように進めたか。
(2)金谷公民館みんくるの社会教育活動はどのように行う予定か。
(3)金谷体育センターの活動団体にどのように説明を行ってきたか。
(4)この事業に関わる費用の増額または減額は今後ないか。 |
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1.中学校部活動の地域移行について
最近の新聞紙上やニュース番組で、毎日のように中学校部活動の地域移行の報道がされるようになった。私も、令和4年2月定例会の一般質問でこのテーマを取り上げたが、再度取り上げ、様々な視点から問題になりそうな事項を質問し、現在の中学生と保護者、そして、これからの中学生と保護者が安心して心身共に充実した中学校期を過ごせるよう島田市と教育委員会が改善できるところは改善してもらい、地域の団体と人材に協力してもらうところは、より積極的に協力してもらうよう理解を求めるため、以下質問をする。
(1) スケジュールについて
① 文部科学省からのガイドラインに沿ったスケジュールで進めることができると見込むか。
② 進める上で問題点はあるか。また、問題はあったか。
③ 文部科学省からのスケジュールは絶対か。また、当市独自で段階を追って進められるか。
(2) 中学生の立場について
① 中学生は運動部、または、文化部などに所属し活動をしなければならないか。また、中学校の教育課程において縛りがあるか。
② 部活動は週何回と決まっているか。週1回程度の活動とすることはできないか。
③ 現在、部活動がない競技や文化活動に取り組もうとするときの自由度はどこまで認められるか。
④ 部活動の実績が高校受験の内申に影響するか。
(3) 教員の立場について
① 地域移行したとして、地域で活動に参加する教員と部活動での活動がなくなる教員で教員評価に違いは生じないか。このことについて、当市はどのように考えるか。
② 教員が地域での活動に参加した場合、その指導報酬は学校から支払われるか、活動主体となる団体からか。また、指導に当たる時間に制限は設けるか。それは残業としてみなすか。
③ 教員が地域での活動に参加するとき、勤務する中学校区内で活動させるなどの制限は設けるか。また、配置がアンバランスになったとき、教育委員会は調整を行うか。
④ 教員が指導方法で民間の指導者、または、別の教員と衝突したとき、教育委員会は調整を行うか。
⑤ この大改革に付随して中学校体育連盟の改革も必要と思うが、どのような改革が予定されているか。
(4) 取りまとめ組織について
① 運動部の活動と文化部の活動を同一の組織で取りまとめをするか。
② その組織は教育委員会内か、スポーツ協会と文化協会、それぞれの内部か、全く違う組織を新たに設置するか。また、そのときの運営資金はどのような形で供与され、概算予算はどのくらいを見込むか。このほか、文部科学省からの補助金はあるか。
(5) 活動場所について
① 活動場所は基本的にどこを考えているか。
② 廃校となった、または、廃校を予定している学校施設の活用は考えているか。
(6) 活動種目について
① 一般的な運動部の種目や吹奏楽、声楽などの文化部の活動は容易に思い浮かぶが、当市として独自に取り組もうとするものはあるか。
② これを機に市民に新たな種目などの取組を促す考えはないか。
(7) トラブルシューティングについて、この大改革の取組の試行の過程で、あるいは、完全移行された後のトラブル(事故、体罰、暴言、偏見、不正集金、不正勧誘など)が生じたときは、どのように処理するか。
(8) これから適切に進めるための取組について
① 人材確保はどのように進めるか。
② 他市の先進事例は学んだか。
③ 他市からの情報で当市に不足しているものは何か。
④ 国や県からの協力で不足していると考えるものはあるか。
⑤ これからの部活動変革期にあたる保護者への説明はどのようにしていくか。
⑥ 新しい部活動対応についての相談窓口は設けるか。
⑦ 当市が、この大改革を進める上で、最も問題となっていることは何で、それをどのように克服していく計画か。 |
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1.金谷地区生活交流拠点整備運営事業の今後の進め方について
本事業は優先交渉権者として大和リースグループを選定し、準備が進められている。この事業に期待を寄せる住民もあれば、活用に向けて心配を口にする住民もいる。生活交流拠点は令和5年10月に供用開始とされているが、先に4月からは先行して金谷公民館みんくるや金谷体育センターの管理運営がスタートすると聞いている。そこで、これまでの準備状況や今後の事業の進め方、取組方法について、以下質問する。
(1) 現在行われている作業は何か。
(2) 改めて今後の事業スケジュールはどうか。
(3) 住民から何か意見や要望は出ているか。
(4) 金谷公民館運営事業者、金谷体育センター事業者との話合いは進められているか。
(5) 要求水準書の中には事業成果の評価を市が行うとしてあるが、メンバー構成はどうか。
(6) 金谷地区の行政窓口をここに集約するが、これまでの北支所、南支所の活用計画はどうか。
2.氷見市との姉妹都市交流について
平成17年に姉妹都市提携をした富山県氷見市は国内唯一の姉妹都市として交流を続けてきた。教育文化の分野や産業経済の分野で相互に交流し、同時に島田市議会も情報交換を行ってきた。ここ2、3年新型コロナウイルス感染拡大の影響で交流イベントが中止され行き来は途絶えてしまっているが、新型コロナウイルス感染状況に改善がみられる中、今後の交流イベントの再開は相互の文化や産業の発展に寄与することが期待される。今後の姉妹都市交流の在り方について、市の考えを以下質問する。
(1) そもそも姉妹都市、友好都市、交流都市の違いは何で、交流内容の違いはあるか。
(2) 国内は1市にとどまっているが、今後増やす計画、または、これを取りやめる計画はあるか。
(3) 氷見市とは、これまで具体的にどのような交流が行われ、どのような成果があったか。
(4) 今後、氷見市との交流をさらに発展させるため、現在、何か計画しているものはあるか。 |
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1.当市の中学校の部活について
私は、これまでにこのテーマについて、何回か議会等で取り上げてきた。文部科学省からの通知では、部活動についての考え方や、具体的方策、スケジュール等が述べられている。この通知に沿って当市の取組がどのように進められ、また、これから進めていくか、以下質問する。
(1) これまでの取組の内容を伺う。
(2) 取組の中でどのような問題点があるか伺う。
(3) 問題解決のため、どのような議論がされ、解決策はどのようなものか。
(4) 通知に示されたスケジュールどおり当市も進められるか。
(5) 今後の部活動について、何か新しい取組などを考えているか。
2.当市の防災の取組について
私は、当市の令和3年度地域防災リーダー養成講座に参加した。防災について再考する中で、このままで良いのだろうかと思うことが幾つかある。今回は、この講座修了者のその後について焦点を当てて考えてみたい。そこで、以下質問する。
(1) この講座修了者は、令和3年度までで延べ何人になるか。
(2) 講座修了者のうち、何人が実際に現在も地域防災に関わっているか。
(3) 講座修了者の地域での関わりについて、問題点は何かあるか。
(4) 市として、講座修了者にその後の活動に期待している姿を示しているか。また、最終的にどのような姿をつくろうとしているのか。 |
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- 令和3年11月定例会
- 12月6日
- 本会議 一般質問
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1.下水道処理とし尿処理の現状と今後について
住民が将来にわたって安心して暮らすために、上下水道のインフラ整備は欠くことのできない事業である。当市は全国平均に比べて下水道の普及率は低く、多くは合併処理浄化槽を用いて処理している状況である。また、過去にはクリーンピュア川根の管理組合が解散し、旧川根町の汚水も市内で処理している。
今回は、特に下水道及びし尿処理に焦点を当て、現状の把握と今後の計画について、以下質問する。
(1) 現在の稼働状況等について
① 島田浄化センターの処理能力と処理量はどうか。
② 金谷地区の島田市クリーンセンターの処理能力と処理量はどうか。
③ 単独処理浄化槽と合併処理浄化槽及びくみ取り処理の割合はどうか。
④ 上記3点から見える課題や問題点はあるか。
(2) 公共下水道事業アクションプランの進捗状況はどうか。
(3) 公営企業として下水道事業会計の内容に課題はないか。
(4) 人口減の中、長期的な展望に立って下水道処理やし尿処理の広域化について、何か取り組む考えはないか。
(5) SDGsの取組について、下水処理も重要な役割を果たしているが、住民理解を深めるために広報、または教育上何か取組をしているか。 |
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1.金谷地区生活交流拠点整備運営事業の進め方について
島田市新市庁舎建設計画に伴い、旧金谷庁舎は解体されることになり、その跡地にはPFI方式によって生活交流拠点整備が進められようとしている。旧金谷町と旧五和村が合併し、その合併の象徴となっていたこの整備地区は、住民の生活の利便性や地域のコミュニティ力の向上が整備によって期待されるところである。そこで、整備計画の今後の進め方について、以下質問する。
(1) 現時点までのPFI方式事業の進捗状況を伺う。
(2) PFI方式を採用しようとする意図を伺う。
(3) 地元の意見集約はどのように行っているか。
(4) 金谷公民館に指定管理者制度を導入しようとする目的は何か。
(5) 事業者選定はどのように行い、誰が責任を持つか。
2.防災用可搬ポンプの運用について
防災訓練時に可搬ポンプの作動訓練が行われている。市では、毎年新設、修理点検の予算が計上しているが、これが活躍している場面に私は遭遇したことがないことから疑問を持ち、今後の在り方について、以下質問する。
(1) 現在の設置台数はどの程度か。
(2) 毎年の予算執行額を伺う。
(3) 現場から運用について、何か意見が寄せられていないか。
(4) 今後に向けて設置計画の変更はないか。 |
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1.染谷市政8年間の振り返りと今後の課題について
8年前に染谷市政がスタートし、当初は主に新市民病院をどうするかが課題であった。現在、諸々の議論を経て新病院は建設が完了されようとしている。8年前はまだ財源も十分ではなかったものの、合併の特例措置の活用と緊縮的な行政執行により基金残高も多くなり、新庁舎建設も計画されるようになったと私なりに解釈している。
今後の島田市政は次のステージに入ると考える。今回、令和3年度の施政方針と予算の大綱が示された。これまでの問題点とこれからの課題ついて、幾つか取り上げて質問する。
(1) 令和3年度の施政方針の中では、これまで進めてきたものの延長施策にとどまっていると思えるが、何が新しい取組か。
(2) 財政面において合併特例措置がなくなるこれからは、本来の自治体の財政力で行政が執行されることになる。コロナ禍で一時的には税収の減少があるが、税収の確保はどのように進める考えか。また、観光で稼ぐという効果が税収面で何年後に現れるか。
(3) 新型コロナウイルス感染症の対策予算で、これまで個人事業主、法人に交付金等の制度による支援を行ってきたが、困窮している者すべてに行き渡っているか。
(4) 現在進行中と今後進めるプロジェクトについて
① 旧金谷中学校跡地の活用について契約事業者選定と契約内容において、以前と異なる点を伺う。
② 旧金谷庁舎周辺整備は予定通り順調に進められているか。
③ KADODE OOIGAWAについて、予定通りの集客数と売り上げは達成されているか。また、地元住民の雇用はどうなっているか。
(5) 学校教育と学校施設について
① 学校再編はいつ頃に完了するか。また、近い将来において校舎の改築等するものはあるか。
② 通学路の安全対策に何か問題が上がっていないか。
③ デジタル化によって学校教育はどのように変わるか。
(6) 農林業施策について
① 茶産業が衰退していると感じているが、何が問題でどうすれば良いと考えるか。それを進める施策は新年度予算ではどれか。
② 金谷土地改良区の用水路について、要望が上がっていると聞くが、どのような内容か。
③ 田畑や茶畑において、耕作放棄地が増え続けている。土地利用計画を見直し、耕作放棄地が目立つ地域は宅地への転用を進める考えはないか。宅地への転用が不可能であれば、どのようにして耕作放棄地をなくすか。
④ 広がる竹林への対策はどのように進めるか。 |
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- 令和2年11月定例会
- 12月2日
- 本会議 一般質問
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1.里山づくりを含めた大井川流域の環境整備について
当市では、新しい観光施設ができ、全国から観光客が訪れることが期待される。また、当市には幾つものキャンプ場があり、キャンプスタイルが多様化している。一方で放置山林や耕作放棄地が増え、さらに鳥獣被害に悩まされているとの報告もあり、観光客を受け入れるに十分だとは言えない。
観光施策を進める上で、大井川流域の環境整備は不可欠である。魅力的な里山づくりを含めた環境整備について、以下質問する。
(1) 当市のキャンプ場の整備状況を伺う。
(2) 観光施設にかかわる鳥獣被害の状況を伺う。
(3) 森林や農地の保全、活用などを定めた決まりはあるか。
(4) 里山整備に森林環境譲与税の活用はできないか。
(5) これから観光施策や森林整備を進める上で、地域住民との話し合いはどのようにしていくか。
2.中学校の部活動の取組について
中学校の部活動については、これまで議会で何回か取り上げられ議論がされてきた経過がある。部活動を指導する教員は負担が大きく、特に自分の専門外の担当になると殊さらである。心身ともに成長する中学生時代は、その後の歩みを決める大切な時期と考えるため、以下質問する。
(1) 当市の現状を伺う。
(2) 教師側からの意見は何か出ているか。
(3) 生徒側からの意見は何か出ているか。
(4) 教育委員会で何か検討していることはあるか。 |
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1.金谷地区における公共施設の動向について
私の住む金谷地区は旧島田市との合併以来、大きく変わる時期に来ていると感じている。とりわけ市に関係する大規模プロジェクトが多くあり、地元住民もその動向については関心が高いと思う。今回はそのいくつかを取り上げ、以下質問する。
(1) 旧金谷中学校跡地活用事業に関わる契約解除について
① 当市と株式会社八ヶ岳モールマネージメントとの間で交わされた契約書は何のために作られたか。
② 契約の成立日はいつか。また、契約解約日はいつか。
③ 市に契約違反はあったか。また、株式会社八ヶ岳モールマネージメント側に契約違反はあったか。
④ 解約に関わり、違約金等の授受はあったか、あったならいくらか。
⑤ 円満解決と報告を受けたが、円満解決という言葉の意味を伺う。
⑥ 株式会社八ヶ岳モールマネージメントを選定した理由は何だったか。
⑦ 旧金谷中学校跡地活用事業における選定委員会の構成メンバーの詳細を再度伺う。
⑧ 相手先の財力、企画力等、どのような調査が事前に行われたか。その結果はどのような報告があったか。
⑨ 契約解除になって選定したメンバーの責任はどう取り扱うか。
⑩ 契約成立後、保証金は預託されたか。それはいつでいくらだったか。
⑪ 契約解除の申し出があったのはいつか。
⑫ 当市が現地を明け渡すまでに支出した経費の詳細を伺う。
⑬ 契約解除後、これから当市が行うべき残務は何があるか。
⑭ 今後の旧金谷中学校跡地利用についての議論はどのような内容か。
(2) 旧金谷庁舎周辺整備の計画状況について
① PFI方式で事業を進めると聞くが、現在までの進捗状況を伺う。
② 整備計画のスケジュールの詳細を伺う。
③ 相手先の選定は誰がどのように行うか。
④ 相手先の選定に当たり、選定者の責任はどこまで求めるか。
⑤ 整備を完了するまでの当市の経費はどれだけか。
⑥ 島田市新市庁舎建設と旧金谷庁舎解体は合併特例事業債を利用した場合、時期について関連があるが、どのような計画になっているか。
⑦ 計画実施に当たり懸念されることはあるか。
(3) KADODE OOIGAWAに隣接する物販兼観光案内施設の運営について
① 管理運営はどのように行うか。
② KADODE OOIGAWAとは運営方針、企画イベント、その他の役割分担など、どのような話し合いがなされているか。
③ 観光案内所として他と差別化できる集客の新しい企画があると思うが、現時点で公表できるものを伺う。
④ 差別化できる企画をもって、この物販兼観光案内施設の売上目標額を再度伺う。
2.仮設水洗トイレ車両の運用について
現在、コロナ禍において危機対応が進められているが、これが収束するしないに関わらず、大規模災害はやってくる。当初予算において導入されることになっているトイレ車両について、以下質問する。
(1) 導入はいつするか。
(2) 何課が管理し誰が運転するか。
(3) デモンストレーションをすると聞いたが、どのような計画か。
(4) 常設設置場所はどこか。
(5) 大規模災害時に、どこに設置するか。優先地区の順位はあるか。
(6) 使用上のマニュアルは作成済みか。
(7) 避難所に設置する場合、誰がそこまで運び、誰が指揮し、誰が管理し、どの業者がし尿処理に来るか。また、業者との保守契約は済んでいるか。 |
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- 令和2年6月定例会
- 6月10日
- 本会議 一般質問(代表質問)
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1.当市の新型コロナウイルス感染症への対策について
今般、新型コロナウイルス感染症が世の中に蔓延し、医療従事者を初め多くの国民が一致団結し対策を練り実行して、終息に向け努力している。しかし、終息したとしても社会的なダメージは大きく、以前の社会形態に戻るには長い時間を要するとも言われている。
当市は、自粛要請や自粛に伴う経済対策に取り組んでいるが、さまざまな視点から会派を代表して、以下質問する。
(1) 当市がこれまでに行った新型コロナウイルス感染症対策について
① 小・中学校でオンライン教育ができるように検討を進めてきたと説明を受けているが、現状と今後の見通しについて伺う。
② 学校休校中に数日間の登校日を設けたとのことだが、児童・生徒の心のケア、家庭学習の指導はどのように行ったか伺う。
③ 幼稚園・保育園などは、仕事の上で3密を避けるようにといわれたとしても、困難な職場であり、現場の職員は具体的な対処方法について悩んでいる。厚生労働省などからの指針があるとはいえ、当市として指導はどのようにしているか伺う。
④ 生活保護の相談や外国人の生活相談など、生活支援についての現状とその対策について伺う。
⑤ 厚生労働省は特定の自治体で1万人規模の抗体検査を行うようである。新型コロナウイルス感染症対策には、科学的データも必要と思われるが市はどのように考えているか。また、PCR検査の体制強化について、考えていることはあるか伺う。
(2) 新型コロナウイルス感染症対策に関連した今後の取り組みについて
① 最近は各地で地震が頻発し、豪雨も心配される。この新型コロナウイルス感染症対策と同時に災害時の対策も見直さなくてはならない事態になっていると考える。そこで、当市の災害対応について伺う。
② 今後、新型コロナウイルス感染症は第2波、第3波が来ると言われている。これに対して、当市はどのような準備をしているか伺う。
③ 市は、新型コロナウイルス感染症対策で財政調整基金を取り崩し、市民生活への支援に充てている。財政調整基金がこれからも減少していく中で、予定どおり島田市新庁舎建設は進めるか伺う。
④ 新型コロナウイルス感染症による経済危機は、リーマンショック時以上に経済ダメージが大きくなるだろうと危惧する人も多い。税収が得られない事態が予想されるが、新東名島田金谷インターチェンジ周辺整備、旧金谷中学校跡地利用、公共施設総合管理計画等、現在計画している諸事業で見直しを余儀なくされている計画はあるか伺う。 |
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1.先進自治体視察からの当市の検討課題について
会派きょうどう島田は幾つかの先進自治体を視察し、当市の実状と比較しながらこれからの島田市について研究をしてきた。幾つかの課題に対し、当市のこれからの取り組みを以下質問する。
(1) 公共交通のあり方について、これまでに幾つかの実証実験を行い、また、これからも実証実験を行う予定と聞いている。公共交通の今後の対策はいつ決定するか。
(2) 徘回高齢者の救護について、当市でも行方不明になった高齢者を探す同報無線が市内に流れる。これまでの対策とこれからの課題を伺う。
(3) 介護サービスについて、先進事例では高齢者の在宅介護の支援として、さまざまなサービスを行っている。現在、当市ではどのようなサービスを行っているか。また、これから行う予定があるサービスがあれば伺う。
(4) 学校給食費助成について、少子化対策の一つとして、子育て世代の経済的負担軽減のため、学校給食費助成を行っている自治体がある。当市は、これまで学校給食費助成の検討を行ったことがあるか。また、行う予定があるか。
(5) パートナーシップ宣誓制度について、当市の取り組みの基本的な考えを伺う。
(6) 地域特産物の開発の取り組みについて、観光産業の転換期を迎え、新しく開業する産業施設において特産物開発が望まれることと思う。当市の取り組みを伺う。
2.今後の染谷市政について
市長は令和2年度の施政方針を述べたが、残りの任期が約1年になった染谷市政について、以下質問する。
(1) 新病院建設について、多額の資金が費やされ建設が進んでいる。ある時期から多額の返済がスタートする。改めて返済計画と返済ピークを伺う。
(2) KADODE OOIGAWAについて、資本出資をしている当市として、運営へのかかわり方を伺う。
(3) 旧金谷中学校跡地利用について、ことし4月から契約がスタートする。今後の予定の確認と予定地周辺のインフラ整備などの計画を伺う。
(4) 島田ゆめ・みらいパークについて、オープン後の具体的な運営内容を伺う。
(5) ふるさと寄附金制度について、今年度の実績見通しと来年度の計画と目標額を伺う。
(6) 歳入の見通しについて、令和2年度の当初予算案が示された。稼ぐという言葉を意味する施策は何か。将来の返済をクリアするための施策がどこにあるか伺う。
(7) 近未来の財政状況について、令和2年度の施策が実行された後に想定する財政状況及び(1)で尋ねた返済ピーク時に想定する財政状況を伺う。 |
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