令和7年11月定例会 令和7年12月3日(水) 本会議 一般質問

- 八木 伸雄 議員
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1 水道管の老朽化の実態と対策について
埼玉県八潮市において、下水道管の損壊に伴う道路陥没事故が発生し、走行中のトラックが陥没部に転落するという痛ましい事故が起きてしまったことは記憶に新しいところである。
当市においては水道管が耐用年数を経過しており、下水道管と比較すれば管径や流水量が小さいことから、大規模な道路陥没の確率は少ないとはいえ類似の事故が懸念され、一旦、本管が損傷した際には、市民生活への大きな影響が想定される。
水道管の大規模損壊を未然に防止するための対策について、以下伺う。
(1) 当市は地区により、当市水道事業及び大井上水道企業団の上水道事業による給水、また、川根の一部地域では、飲料水供給施設による給水が行われている。それぞれの給水戸数について伺う。
(2) 当市水道事業及び大井上水道企業団からそれぞれ供給される水道料金について伺う。
(3) 当市水道供給施設の供給機械設備及び本管の設置・布設年度(西暦)を伺う。
(4) 本管老朽化の定義と調査の実態を伺う。
(5) 市民生活に影響を及ぼさないような維持・修繕を進めるための企業会計の在り方に対する見解を伺う。
2 野生動物と共生するための森林環境整備について
地球温暖化が人類の大きな課題になっているにも関わらず、地球環境は年々悪化し改善の兆しはない。
地球規模の災害や野生動物の反撃は、私たち人間に警鐘を鳴らしていると考える。
私は、この100年の林業政策は、社会環境の変化に対応することなく、利用される見込みがなくなっていることが分かりながらも杉・ヒノキの人工林を増やし続けたことが要因になっているのではと考える。森林行政を見直し、野生動物と共生できる環境をどのようにつくっていくのかを共に考えていくため、以下質問する。
(1) 当市の人工林面積を伺う。
(2) 今年度における各種の間伐補助金による間伐実施面積を伺う。
(3) 当市の人工林面積に対し、今年度の間伐実施面積を考慮し森林整備を行ったと仮定すると、何年かかるのか。また、80年伐期と想定し、3回の間伐を行ったとすると何年かかるか併せて伺う。
(4) 20年前の当市のイノシシ及び鹿の捕獲数と昨年度の捕獲数を伺う。
(5) 野生動物の市街地出没を防ぐための施策を伺う。 |
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- 四ツ谷 恵 議員
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1 小・中学校の不登校問題について
文部科学省の「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、全国の不登校児童生徒は過去最多で35万3,970人に上り、12年間連続の増加となった。当市でも増加傾向にあり、約230人いると聞いているが、不登校児童生徒が増えた要因には何があるのか。また、直接児童生徒に関わっている教師の勤務状況(健康問題、退職・転職)や市として行っている「不登校対策」の現状はどうか。不登校の問題を個人の問題として捉えるのではなく、教育環境、社会構造による枠組みの中にこそ問題点があるのではないかという視点に立って捉えてみる必要があると考え、以下伺う。
(1) 不登校の現状・分析について
① ここ数年間の各学年の不登校児童生徒数の推移はどうか。
② 不登校の原因をどう捉えているか。
③ いじめと不登校との関連性をどのように分析しているか。
(2) 教師の勤務実態と負担軽減策について
① 小・中学校の教師の残業時間のここ数年間の推移はどうか。
② 諸々の理由で休んでいる教師の数は、ここ数年間でどう推移しているか。
③ 現場の教師の要望をどのような仕組みで把握しているか。把握している内容の主な要望を併せて伺う。
④ 教員の多忙化を解消するために、市独自でどのような改善策を実施してきたか。
⑤ 教師が児童生徒と向き合う時間を確保するための改善策はあるか。
(3) 校内教育支援センターについて
① 設置目的は何か。
② 現時点でどのくらいの児童生徒が利用しているか。
③ 設置後の改善効果は得られているか。
(4) 全国的に不登校が増加する中で、校則が児童生徒を縛り、不登校の原因となっていると指摘されているが、市内の小・中学校の校則は現在どのような形で制定・改訂されているか、その仕組みを伺う。
2 学校統廃合の実態と小中一貫校について
学校統廃合は教育資源の効率化を目的としながらも、結果として人間関係の希薄化を生み、一部では居場所のなさや適応困難を感じる児童生徒が増えているとも言われている。これから、小中一貫校を推進し統廃合する中で、統合によるメリット及びデメリットについて調査研究していると思うが、現状で判明している内容について伺う。
(1) 北部4小学校と島田第一小学校が統合したが、統合前後の不登校児童数の推移はどうか。
(2) 統合によるメリットは何か。デメリットは何か。
(3) 統合の際に児童のメンタルケアをどのように実施したか。 |
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- 仲田 明 議員
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1 旧金谷中学校跡地の活用について
先日の新聞紙上に、市長が記者会見において「旧金谷中学校跡地について12月末までに方向性を定めたい」との発言があったとの記事があった。私も卒業生の一人として、50年近く荒地のままでいる母校の跡地を早く生き返らせたいと強く願っていることから、以下伺う。
(1) 現在検討している今後の方向性及びタイムスケジュールを伺う。
2 荒廃農地、放棄茶園の拡大防止及び活性化について
私の家の周りの水田の約20%が耕作放棄地となり、雑草が生い茂っている。茶園についても放棄され、丈が2から3メートルとなっている畑も散見されるようになってきた。
生産者の高齢化、後継者不足、低収益が原因と理解するが、大切な農地が放置され、ごみが不法投棄され、野生動物や害虫の温床となり、周辺農地に悪影響を及ぼしている。また、景観を損ね、水路を塞ぐことなどにより自然災害を増幅させる恐れが生じ、住環境の悪化につながっている。
早期に具体的対策を立案実行することが必要と考えることから、以下伺う。
(1) 市内荒廃農地の5年前と現在の状況はどうか。
(2) 荒廃農地を解消するための補助制度はあるか。
(3) 農地中間管理事業を利用した担い手への農地貸借の状況はどうか。 |
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- 岩﨑 好美 議員
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1 市立総合医療センターの運営状況について
市立総合医療センター(以下「医療センター」という。)は地域医療に貢献するという理念の下、当市及び周辺の市町の医療の支えとして運営されていることは周知の事実である。
しかしながら、「子育てするなら島田市で」とうたっているにもかかわらず、近年では産科領域に対する若い世代からの不安の声が聴かれていることもまた事実である。
医療センターの基本方針として、「1 質の高い医療を実践する。」「2 地域の医療、保健・福祉機関と連携する。」「3 患者の権利を尊重し、医の倫理を遵守する。」「4 優れた医療人を育成する。」「5 健全経営を行う。」という5つの柱を掲げている。
そこで、この基本方針に基づき医療センターで具体的に行われていることについて、以下質問する。
(1) 質の高い医療とは何を指すのか。
(2) 患者の入退院に関わる地域の医療機関や保健・福祉機関との連携をスムーズに行うために工夫していることはあるか。
(3) 6月定例会において、患者から職員に対しておむつ交換や口腔ケアの際にかじられる、爪を立てられる、噛みつかれるといった事例が実際にあるとの答弁があった。患者の権利を尊重する一方、職員の権利が尊重されていないのではないか心配である。職員を守るために患者やその家族に対して院内のルールを知らせる取組はあるか。
(4) 医療人の育成に当たり重要な役割の一つである市立看護専門学校の職員が公職選挙法違反の疑いで書類送検されたが、来年度の生徒募集の影響はどうか。
(5) 医療センターの経営について、直近3年間の状況を伺う。 |
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- 横山 香理 議員
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1 増加する外国人や外国人世帯への対応について
最近、外国人労働者などの増加に伴い、日々の生活の中でも以前より外国人を身近に感じることが非常に多くなったと感じている。昨年の9月定例会でも同様の質問をしているが、それ以降さらに外国人を身近に感じる機会が増えている。例えば、私の地域では年に1度グラウンドゴルフ大会を行っているが、近年では参加者が減ってきているため、今年は近隣の企業から中国人女性3人を迎えて共に楽しくプレーした。また、近隣のスーパーなどで英語のロゴが入ったTシャツを着用していたことで、英語で話しかけられる場面があった。さらには、一軒家を購入し、引っ越してきた外国人世帯も着実に増えていると実感している。このような状況の中で、生活と直結した課題も増えていくのではないかと思われる。お互いが理解し合い、気持ちよく生活していくことが今後ますます必要になってくるのではないかと日々感じていることから、現状を踏まえつつ、今後定住する外国人に対する対応を伺いたく、以下質問する。
(1) 現在当市に住んでいる外国人は何人いるか。また、そのうち外国人のみで生活している世帯は何世帯あるか。3年前と比較して伺う。
(2) 68自治会のうち、外国人の住む人数が多いのはどの自治会なのか伺う。また、どの国籍の人数が多いのか併せて伺う。
(3) 現在当市に住んでいる外国人において、不就学の小・中学生は確認されているか伺う。
(4) 現在当市に住んでいる外国人において、税金など納めなければならないものに対し、滞納が確認されている世帯はあるか。ある場合、どのように対応しているか併せて伺う。
(5) 現在行われている「外国人のための日本語教室」について、現状を伺う。
2 空き家対策について
最近、ある自治会から、現在空き家になっているが所有者に連絡が取れないため、トラブルがあった際の対応に苦慮している話を立て続けに聞く機会があった。また、先を見通して家財道具などをどう処分をしていけば良いか、日常会話でこのような話題が上がることも珍しくなくなったと感じている。今後増加が見込まれる空き家についてどのように対応していくのか、空き家になることを未然に防ぐという視点に重きを置いて、以下質問する。
(1) 現在の市内全体の空き家の件数と、そのうち所有者に連絡がつかないまたは所有者不明の空き家の件数を伺う。
(2) 市内の空き家について、近隣住民などからの相談や苦情がどの程度あるか。その件数と内容を伺う。
(3) 持ち家について、「相続する人もいない。今後空き家にならないようにどのような対策をすれば良いか」などの相談はあるか。ある場合、その件数を伺う。 |
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- 三村 隆久 議員
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1 当市のシティプロモーションについて
平成27年から始まったシティプロモーション「島田市緑茶化計画」が今年10年の節目の年を迎える。本事業を振り返り、検証・評価をするべきと考えることから、以下質問する。
(1) これまでのシティプロモーションについて、市の見解を伺う。
2 当市の観光について
観光は「地域のにぎわい」を生み出すだけでなく、宿泊・飲食・交通・物販など幅広い分野に波及効果をもたらす重要な産業である。観光を通じて地域経済を支えるとともに、地元の雇用や所得の向上、さらには自然・文化・歴史の再評価につながり、地域住民の誇りや愛着の醸成にも寄与している。
観光は単なる「外からの集客」ではなく、地域の魅力を再発見し次世代へ継承する取組でもある。人口減少が進む中、地域の持続可能性を確保するためには、観光をまちづくりの中心に据え、産業振興・地域活性化・文化継承を一体的に推進することが不可欠である。
こうした観点から、令和8年度から令和10年度までの実施計画及び第3次島田市総合計画(案)、さらには観光協会へのヒアリング結果の分析を踏まえ、以下質問する。
(1) 令和8年度から令和10年度までの実施計画では、産業連関表作成業務委託を計上しているが、そもそも産業連関表とはどのようなものなのか。また、市が作成することによりどのような効果を見込んでいるか伺う。
(2) 同実施計画では、「旅の起点づくりと回遊性向上事業」の目的を「駅前にお茶が飲める場所を整備し観光客の誘客を図り、ここを拠点とし市内の回遊性を高める仕組みを構築し地域経済の活性化を図る」としている。この事業の実施場所は島田駅を想定しているのか。その場合、本年10月から始めたGREEN TEA SHOPとは違うものか。
(3) 同実施計画では、「旅の起点づくりと回遊性向上事業」の中で、令和9年度に「モデルコースやデジタルマップの作成」、令和10年度に「回遊のための移動手段の実証実験の実施」とあるが、現在管理運営している「旅する大井川」との違いは何か。
(4) 第3次島田市総合計画(案)では、認知度を向上させ、国内外からの誘客につなげるための施策として「デジタルマーケティングによる効果的な情報発信」とあるが、具体的にどのようなものか伺う。
(5) 同総合計画(案)の中では、「賑わい交流拠点において地域の魅力を発信するとともに、強みを活かした観光プロモーションを実施」とあるが、どのようなプロモーションを行うのか。
(6) 同総合計画(案)の中では、「新東名高速道路や富士山静岡空港といった交通の要衝に位置する強みを活かした観光施策を推進」とあるが、今後どのようなことを推進していくのか。
(7) 同総合計画(案)の中では、「磨き上げた地域資源を多様に組み合わせ、魅力的な商品開発を推進」とあるが、どのような商品開発を想定しているのか。
(8) 同総合計画(案)の中では、「インバウンド旅行客に対応した受入環境の整備を推進」とあるが、どのような整備を計画しているのか。
(9) 当市の観光におけるウィークポイントはどのような点だと考えているか伺う。 |
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第2 会議規則第35条の2に基づく資料要求について |
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